2007年12月26日

冬の河畔には

朝陽が眩しく、気持ち良く一日が始まった今日、その分冷え込みは本格的で最低気温は−13.6℃でした。その後も清々しい天気が続き、今日は久しぶりに一日中晴天でした。

kawara.jpg usagi.jpg
午前10時、歩いて月形の市街へ。
途中の須部都川河畔には動物の足跡がいっぱい。

最近は野ウサギの数が増加傾向とのこと。
自然のバランスで増加したり減少したり。
キタキツネもそのバランスの中で生きています。

我が家の圃場にもウサギが何匹か住んでいるようで、見かけることがあります。
そういえば、キツネを最近見てないなあ。



遠くには大雪山系がクッキリ!(写真では見えないかなあ?)
taisetu.jpg

そういえば、今朝9時頃にはダイヤモンドダストも見られたんですよ。
キラキラ、サラサラ、とってもキレイでした。
posted by ゆみこ at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

2007冬至 キャンドルナイトin月形

soto.jpg12月22日冬至。キャンドルをモチーフに環境を考えるイベント「キャンドルナイトin月形」が、月形町知来乙小跡地の「ちらいおつ遊び塾」にて開催されました。

私も所属する「地球を愛する会@月形」にとって、このイベントの開催は今年の夏至に次いで2回目ですが、今回は空知支庁の「移動エコラウンジ」と一緒に、ちらいおつ遊び塾の協力も得られたので、企画から当日に至るまで大人数でじっくりと取り組むことができました。大人数になったとはいえ、「一人ひとりがイベントを作り上げる」「一緒に楽しむ」という精神はそのままで、手作りの温かいイベントになったと思います。
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さて当日は、15:00〜 第一部「スノーランタンとミツロウキャンドル作り」を、空知支庁の移動エコラウンジの方々が指導してくださいました。

ranntann.jpgスノーランタンはバケツと一升瓶さえあれば誰でも簡単にすぐにできるので、次から次へ作り続け、あっという間に会場の周り一杯になりました。日が落ちてくるとランタンからこぼれる灯りが道のようで、とても素敵な光景でした。みんなで一緒に作ったからこそアッという間に出来たと思うと、喜びもひとしおです。

ミツロウキャンドルは、溶かしたミツロウ(滝川市の養蜂家から入手・地産地消)にロウソク芯を浸けては出し、浸けては出して作ります。根気のいる作業ですが、手を動かす度にロウソクが育っていくのはとっても楽しく、大人も童心に返ってはしゃいでいました。キャンドルは直径2cmくらいの雫型になったところで完成です。
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dai2bu.jpg18:00〜 第二部は「キャンドルナイト」です。元体育館の会場にロウソクの灯りが映えるなか、フルートとピアノの演奏(岩見沢市の中学生による)で幕が開きました。優しい調べとともに、大きな「かまくら」のような不思議な空間の出現です。
耳に残る「ユポイ ヤイヤ エーヤ」の歌と手遊び、環境クイズ、全員で合唱した「大きな歌」。時間とともに会場内が一体化していくのを感じます。
この後、第一部で製作したミツロウキャンドルに火を移しながら、環境について一言話す自己紹介。ゆったりと流れる時間の中で、日ごろの生活を見つめるちょっとした「きっかけ」になりました。
そして「静粛の時間」。リラックスした体勢で目を閉じ、五感をとぎ澄まし、自由に思考をめぐらす時間。途中に朗読(「世界が100人の村だったら」「ハチドリの一滴」)もあり、最後はユーフォニュームの静かな音で目覚めました。

最後に恒例の「手形押し」。大きな白い布に、キャンドルナイトの度に色を変えて手形を押していきます。今回は黄色。いつかこの白い布が色とりどりの手形でいっぱいになり、「記念の旗」が完成するのが楽しみです。
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大きなイベントをやり終えて、満足感と心の安らぎを感じます。

仲間がいたからできたこと、
一緒にいたから感じられたこと、
限られた灯りや音しかなかったから見つけられたこと、
「キャンドルナイトin月形」から、沢山の恵みをいただきました。

こういう豊かでゆっくりとした時間がいつまでも持てますよう。
世界が平和で、穏やかな暮らしができますよう。

祈るだけでなく、行動していきたいと思います。
posted by ゆみこ at 23:44| Comment(0) | TrackBack(1) | まち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

『過労とストレス』(2)選択とは捨てること

そして今回。

ことの始めは10月末のママさんバレーの試合。今年はあまり練習ができなかったにもかかわらず、つい試合に出てしまった。無我夢中でボールを追うのは楽しい。心のままに声を出せるのはスッキリする。そんなわけで1日フルに動いて帰宅。が・・・右腕が上がらない。段々、益々上がらない・・・脱臼かなあ? で次の日医者に行くと「右肩腱板損傷」。筋力のバランスが悪くなっていて負荷がかかりすぎた結果。
しばらく三角巾で固定。幸いにも肘から先は使えるし、左腕は何でもないのでそれなりのことはできた。でも、やっぱり家族の助けなくしては・・・、ごめんなさい。ありがとう。


そのケガが癒えて、やっと普通の生活に戻った今月9日。
やはりママさんバレーの試合が終わって帰宅後ちょっと夕寝してたら、掌が痒い!! アレッと思っているうちにプチプチがモコモコになって全身に広がっていく・・・そう「じんま疹」だった。当たりそうな食べ物も思い当たらないし、何だろう????
そう思う間も出ては広がり、出ては広がり、頭の中から瞼まで。

次の日皮膚科に行くと「重度のじんま疹」。過労とストレスが原因とのこと。確かに、ここしばらくは色々やっているうちに真夜中過ぎになり、極端に睡眠時間が少なかった。仕事を増やしとことも寝不足に拍車をかける原因になっていることはいうまでもない。その上ケガから回復したてでかばっていたし、充分な練習もしてなかった。そして今回の試合は白熱してすっごく疲れた。

またもやってしまった!! 結局、薬で抑えられたけれど、1ヶ月以上も飲まなければならないし、過労とストレスの原因も絶たねば再発するし・・・。
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「過労とストレス」この言葉、何回聞いたことだろう。
自分の中ではいつも「まだまだやれる」と思っていた。同じ轍は踏まないよう、失敗の原因は取り除くようにしているし、前よりはプレッシャーも減ったし、欲も少なくなっていると思う。でも『過労とストレス』はついてくる。

ここで再度自分の生活を見直さないと、飲み込まれてしまう。

自分が本当に大事にしたいものは何なのか。
自分がやらねばならないことは何?
自分にしかできないことって?
自分の居場所をどこに求めるのか?

おぼろげながらも答えが出せたら、また前に進める。

私を支えてくれるたくさんの人に対しても、見守り手助けしてくれる家族のためにも、勇気ある選択をしないとね。
心理学者が言っていた「選択とは捨てること」と。
posted by ゆみこ at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『過労とストレス』(1)忠告されてたのに・・・

この4月にもう一つ仕事を増やして、今ままで以上に多方面で活動することになった。それまでもそうだったけれど、それにも増して近しい友人から
「体だけは気をつけな。」
「何でも一生懸命なのはいいけれど、程々っていうのも大事だよ。」
「歳を重ねてるんだからムリはできないよ。」
と、会うたびに声をかけられ、自分では解ってるつもりだった。
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昔々、会社員時代もそう。

仕事に夢中で、いつの間にか低体温症になっていた。会社ではごく普通に仕事ができるのに、家に帰るやいなや体温が35℃台にまで落ち、何にもできなくなる。布団に入って2時間くらい、ガタガタと震え冷たい身体が温まってやっと動き出す。その頃はもう夜もとっぷり暮れてた。夫には迷惑をかけたなあ。
その時医者に言われたのは「過労とストレス」。自分なりに分析すれば、背伸びしすぎたから。研究所での実績を上げたくて必死だった。おもしろい仕事だったけれど、それ以上にプレッシャーも強くて、その上若い私は上昇欲のかたまりだった。同期に負けたくないし、上司に認められたい、そんな毎日だった。
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それからそれから色々あった。椎間板症、卵巣肥大、そしてマイコプラズマ肺炎。

いつも「何かおかしい」と思いつつ、身体が動くから大丈夫、普通の生活ができるから大丈夫、今は忙しいし、ちょっと頑張れば、気にしなければ・・・。で、やっぱりおかしいと思って医者に行く頃には立派な名前の付いた病気になってた。
そういえば周りで友達が「普通じゃないよ。」「大丈夫?」「つらそうだ。」と声をかけてくれていたのに。

気持ちと身体のギャップ!
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posted by ゆみこ at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月07日

キャンドルナイトの準備は着々と

20071.jpg
12月22日(土)に地球を愛する会@月形と空知支庁が主催し、ちらいおつ遊び塾で行う『キャンドルナイトin月形』の準備が着々と進んでいます。

ポスターも出来上がり、町内各所にお願いして掲示しています。キャンドルナイトも2回目となり認知度も上がっているようで、町内の皆さんが快く引き受けてくださいました。あちこちたくさん掲示されているので、町内の皆さんは目にしているのでは?

それと平行して当日のイベントの準備も進んでいます。
空知支庁ではミツロウキャンドルの材料を用意していただいていますし、月形では道具や用具の手配、イベントの内容の確認と段取りなど、それぞれの担当者がイベント当日を想像しながら進めています。



そこで今日は、私の担当の1つ「ミツロウキャンドルの試作」をしてみました。蜜ロウの分量や温度、作製時間、状態を確認しながらやってみたのですが、できばえは? 
ちょっと格好悪いけど、味があっていいでしょう? 1本作るのに約10分です。

当日は第1部(午後3時〜)でこのミツロウキャンドルを作ります。参加者がそれぞれ自分のキャンドルを作れるので、楽しいと思います。そのキャンドルは第2部で使いますが、第1部しか参加できない人にはお持ち帰りしてもらう予定です。

どうぞ皆さん、キャンドルナイトin月形にいらしてください。一緒に楽しみましょう。
posted by ゆみこ at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月06日

子どもの前で夫の愚痴はこぼさないで

「皆さんに1つだけお願いがあります。子どもの前でパートナーの愚痴はこぼさないでください。これだけはお願いします。」

これは先日の「子育て講演会」で心療内科医の高塚先生が言った言葉です。

「あ〜、私にはできない。やっぱり言っちゃうんだよね、子どもの前で夫の愚痴。」

これは今日の夕方、夕飯の買い物をしている時に友達から聞いた言葉。
そして友達はすかさず 「どう? 言わない?」 と聞いてきた。

・・・私は言わないなあ。そういえば夫が愚痴をこぼしてるのも聞かないし、娘もそう。
息子がたまにこぼすかなあ。
我が家では愚痴ってほとんど聞かない。

だからって皇室みたいに穏やかなわけじゃなく、言いたいことは言っている。
「お父さん臭〜い!」「お母さん、寝てばっっっっっっかり!」
深刻じゃなく、冗談めかして、でも感じたままをすぐその場で言葉にしてる。

愚痴って、
思ったことを、言うべき人(愚痴の対象となる人・夫)に言えない時に、
言いやすい人(子ども)の前で吐き出す行為だと思う。
つまり愚痴を言う関係には、無意識の上下関係ができているんじゃないのかなあ?
自分にとって夫は上、子どもは下って。

そうそう、私も昔は愚痴ってた。でもあるとき無意味なことに気がついた。

愚痴はいくらこぼしても、何の解決にもならない。
いくら吐いても、言うべき人(愚痴の対象になる人・夫)には届かない。
だから変化がない。
ただ愚痴を聞かされる人(子ども)がイヤな思いをするだけ。
イヤな印象を植え付けられるだけ。

言いたいことは言うべき人に言わなくちゃ。
無意識の上下関係を、まず自分が破って!
ちょっとの勇気を持って言ってみたら、世界が変わるよ。
自分に素直になって、正直に行動したら、
世の中がとっても温かくって心地いいよ。
それに余計なところに気を遣わなくっていいから、その分色んな事ができるよ。

明日の朝、友達に会った時に言ってみよう。
「自分に素直に、正直に行動したら、愚痴なんて思いつかないよ。」


posted by ゆみこ at 01:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月27日

アルテピアッツア美唄の冬景色

arute.jpg月形町の隣りに美唄市があり、そこに「アルテピアッツァ美唄」があります。

ここは廃校になった小学校の跡地を利用し、美唄出身の彫刻家・安田侃(やすだ かん)氏の彫刻を中心に展示した公園になっています。安田侃氏の作品(「妙夢」白大理石の大きな口のような門のような形のもの)はJR札幌駅の南口西側にあるので、ご存じの方も多いと思います。
野外と屋内の彫刻、元体育館のアートスペース、喫茶店の他、元校舎の一部には保育園も入っていて、生きた美術館です。

安田侃氏の彫刻は白と黒の大理石を使ったものが多く、雪の中でも映えています。
また夏は周辺の山と敷地を埋める芝生の濃い緑、秋は赤や黄色の紅葉。その中に白と黒の彫刻、校舎の赤い屋根に茶色の壁、様々な色味を見せる季節の空。いつ来ても新鮮です。

またアートスペースでは様々なイベントが開催され、今までに矢野晶子さんのコンサートや、永六輔さんと神田山陽さんによるお話し会などもありました。情報は目にするのですがまだ参加したことがなくて、残念に思っています。いつか・・・

こんな素敵なアルテピアッツァ美唄は、指定管理者「NPO法人アルテピアッツァびばい」によって管理運営されてい手、こちらも興味深いです。創造的で素敵な仕事です。

asiato.jpgこの写真は庭の雪の上に残っていた足跡。何の足跡かわかります?
偶蹄目(2つの蹄)だから、たぶん鹿でしょう。
posted by ゆみこ at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月20日

真冬日と雪

hubuki.jpg No11.jpg house.jpg
木曜(15日)に地面が白くなる程の雪が降り、金曜(16日)の朝は一面の銀世界。
いったん融けたものの、昨日(18日)は吹雪で、今朝は本格的な雪景色。その上とうとう真冬日(一日中氷点下)となりました。
ちなみに今日(19日)の最高気温はー3℃、最低気温はー6℃です。

この寒さに雨除けハウス(無加温)のラナンキュラスは凍りつき、本格的な雪も降ったので(骨が細い雨除けハウスが雪につぶされるのを防ぐため)、今日の午前中に(夫と二人で)ビニールを剥がし片付けました。
北海道の雪空はめまぐるしく変わるので、写真のような晴れ間もあれば猛吹雪の時間もあって、鼻水を垂らしながらの作業でした。

こういう肉体的に辛い経験を一緒にしていると夫婦の絆が強くなるんですよね。早く暖かい部屋に入りたい、鼻水をかみたい、お腹空いた・・・いろいろな感情が湧き上がりながらも目標は同じ。毎年のことながら辛いけどいい時間です。
posted by ゆみこ at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月28日

冬の使者・2(シジュウカラ)

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数日前、雪虫とは別の「冬の使者」が訪れました。シジュウカラです。キーキーと、効きの悪い自転車ブレーキのような声で鳴きます。

図鑑等では1年中住んでいる留鳥になるのですが、我が家で目にするのは決まってこの時期です。片付けているハウスの中や撰花場に入ってきたり、時には寒さで死んでいたり。特徴的な黒いスジと青みがかった身体の一部が特徴です。

写真は撰花場の天井にとまっているシジュウカラです。動きが速いのと遠いのとで鮮明ではありませんが、雰囲気だけ楽しんでください。
posted by ゆみこ at 01:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

冬の使者(雪虫)

10月24日のこと。久しぶりに朝から青空。
2度目の霜にもかかわらず日中は気温も上がり(最高気温は13.9℃)風もなく一日穏やかな秋の日和でした。ビニールハウスの片付け(積雪に備えて、ビニールを剥いで骨だけにする)もはかどり、寂しくなった圃場とは裏腹に、気持ちはホッとしています。

のんびり気分で裏の土手に行って、傾き加減の日差しに輝く景色を堪能していると・・・フワフワと雪虫が漂いだし、あっという間に大群に!
本当に雪が降っているみたいに、目の前の空間の全てに雪虫が点在し、そこに名残惜しそうな太陽がキラキラと輝きを与えていて、それはそれは素敵でした。

DSCN0163.jpg DSCN0157.jpg

写真にとっては見ましたが、目の前の感動を伝えることができず残念。
やっぱりこの季節に月形に来ないと見られない、とっておきの空間です。
posted by ゆみこ at 01:10| Comment(0) | TrackBack(1) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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