2007年02月28日

「地球温暖化」授業の感想

 先日行った「地球温暖化について」の授業の最後に、子供たちに以下の2つのことについて自由に書いてもらいました。

 1. 地球温暖化を防ぐために、自分が出来ると思うこと
 2. この授業の感想

みんな枠一杯に、思い思いに書いてくれました。

「自分が出来ること」で特に多かったのは次の3つです。

● 植物を植える、大切にする。
● 車に乗るのを減らして自転車に乗る。歩く。
● ゴミをリサイクルする。

 小学4年生が身近なことから、自分に出来ることを真剣に考えてくれた答えで、とても嬉しかったです。二酸化炭素の排出量に換算すると大したことはないかもしれません。でも身の回りから、できることから始めるという姿勢が、ひいては大きな運動に繋がり、この問題を解決する早道なのかもしれないと思いました。


 大量生産、大量消費のこの時代、普通に暮らしているだけでその流れに乗っているのです。自らその生活に疑問を持ち、流れに竿さす行動をしていかなければ方向は変えられないと思います。私たちの授業がその竿を差すきっかけとなり、流れに逆らう為のほんのちょっとの勇気になれたら最高です。


 子供たちからの「授業の感想」には

● おもしろかった。
● 勉強になって良かった
● 温暖化がダメだということは知っていたけど、
  こんなことになっていたとは知らなかった。

ということが書かれていました。子供たちに私たちのやろうとしていたことが届いたような気がしました。

【後日談】
 今日の夕方、町内のスーパーでの出来事です。
レジで小4の女の子とそのお母さんに会い、挨拶を交わしました。女の子は私が食品を風呂敷に包んでいる様子を横目で興味深く見ていました。私が帰ろうとした時、女の子の手には余分で使わなかったレジ袋があり、お店の人に返そうとしていました。

今までもそうしていたのかもしれませんが、少なくとも女の子は先日の授業のことが頭にあり、私の行為に興味を持っていたことに間違いありません。女の子の気になることの一つに「地球温暖化」が加わったことは確かで、一つの成果だと思いました。

子供たちは、これからを拓く人です。授業をやって良かったです。
posted by ゆみこ at 00:20| Comment(0) | TrackBack(0) | まち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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