去る2月21日、私の所属している環境NPO「地球を愛する会@月形」の事業として、月形小学校4年生の総合学習の時間に「地球温暖化について」の授業をしてきました。講師は代表の平尾さんと私です。
授業の内容は、
1. 地球温暖化のメカニズム
2. 地球の平均気温の変化(西暦1000年〜2100年の予測)
3. 現在進行している地球温暖化による影響
(写真)アフリカ:水不足によって食糧不足になったラクダ
南極 :気温上昇の影響を受けたペンギンの赤ちゃん
北極 :氷が薄くなって氷上を歩けない北極グマ
南太平洋ツバル:満潮で浸水する住宅
(イメージ画像)100年後の両国国技館:1mの海面上昇で浸水
4. 二酸化炭素の排出量(乗り物編)
5. 自分でできる地球温暖化対策
6. 朗読「ハチドリの物語」
授業は1校時分(45分)の予定でしたが、盛りだくさんの内容と丁寧な説明、真剣に聞いてくれる子供達の熱意で、あっという間に70分間が経ちました。途中、休憩をとらなかったのですが、子供達はずっと集中して授業に参加してくれました。
また、子供達に
「最近、大気中に二酸化炭素が多くなったのはなぜか?」
「どうやったら減らすことができるか?」
という質問を投げかけたところ、次から次へと手が上がり、私が黒板に書き取るのが間に合わないほどでした。
最後の「ハチドリの物語」では、最初に私が朗読し、その後全員で読み上げました。教室が一体感に包まれ、授業は終了しました。
今回の授業の最後に、子供達に「自分にできる温暖化対策」と「授業の感想」を書いてもらいました。これについては後日改めて、私の感想も含めて書きたいと思います。
今回の授業をするに当たって、担任の先生や教職員の方々にはたいへんお世話になりました。また当日参観してくださった保護者の方(3名)もありがとうございました。
地球温暖化を食い止めるために今から行動しなければ、という危機感や使命感が少しでも子供達に伝わり、またその家族にも・・
たぶん伝わったのではないかと思います。