劇団がたっこは、2年前の12月に町内の小1〜高3までの有志20人で結成され、昨年2月に第一回公演を行い大成功を収めました。今年は新たにメンバーを加え、2時間ものの長編に挑戦です。
「スケッチブックボイジャー」は成井豊さんの作品で、劇団「キャラメルボックス」でも上演されて得いるそうです。 一言で説明するにはちょっと複雑な設定でしたが、舞台なのにテレビを見ているような場面の展開や子供達の熱演に、2時間はあっという間に過ぎました。
私は今回、世話役の友人に誘われて見に行ったのですが、本格的なお芝居で本当に面白かった。脚本や演出が良かったのは言うまでもありませんが、それ以上に子供達が一生懸命に取り組み、楽しんでいるのがなにより良かった。
私はこの本番までの間、子供達が体育館で練習していたのを何度となく目にしていました。なかなかまとまらなかったり、練習がはかどらなかったりで苦労している話も聞いていたので、正直どんな公演になるか少し不安でもありました。でもでも、とっても素晴らしかった!
最後にカーテンコールで全団員が舞台に上がったとき、小さい頃から知っているあの子やこの子の満足そうな顔が見られて、涙が一筋こぼれました。自分達で達成するって素晴らしい!
それにそれを陰から手助けする大人達(衣装やヘアメイク、音響や演出など)も素晴らしかった!
人口4000人、小中学生合わせて300人もいない小さな町だけれど、今日は月形の底力を感じ、幸せ気分いっぱいです。