いわゆる地区対抗戦で、男女別で6人制バレーボールをする。ただコートとネットはバドミントン、ボールはビーチボール大のゴムボールで、これが北海道で盛んなスポーツ「ミニバレー」だ。
今回はローカルルールとして、40代以上が2人、30代が1人必ず入らなければならない。
私の所属する行政区は独身者向けの団地があるので若い子が多い。いつもはほとんど顔を合わせることがない人も今回はたくさん参加してくれて、総勢15人の大所帯となった。(他のチームはせいぜい8人程。)
先週は練習期間。高校以来の運動という人や、体力のない若者も多く、今年は厳しい状態だと覚悟していた(他のチームも、私達が相手にならないと思ったに違いない。)
そして今日の本番。今朝はじめて顔を合わせる人もいる中、年代バランスをとりながらスタート。「全員参加で楽しいバレー」を目標にやっていたところ、あれよあれよと点数が入り、結果2勝1敗。相手も「こんなはずでは!」という表情だった。
ヘタはヘタなりにみんなで声を出し、メンバーチェンジをしながら全員参加で頑張ったミニバレー、とっても楽しかった。
端から見ていた人が「一番盛り上がっていたね。」とお褒めの言葉。だって1セットも取れないと思っていたから、点数が入る度に優勝したような喜びようでコートを駆け回っていた私達。若さも手伝って、コートの中も外もとってもにぎやかで良い雰囲気だった。
今日の試合を終えて、やっぱりチームプレーなんだなあ、と。それにただ純粋に(好きなことを)楽しむことの大切さ、前向きに考えることの力強さを実感した。
自分一人の殻に閉じこもっていては自分の本当の力も発揮できないし、自分がベストを尽くそうとすることで周りもそれに応えてくれることを、今日は身をもって体感した。
今日は大人版、月形の底力を感じました。