2008年12月26日

我が家のクリスマス・サンタさんからのプレゼント

 我が家はキリスト教ではないのでクリスマスの行事をしない。小6の息子に言わせれば「みんなのうちはケーキ食べたり、鶏肉食べたりするんだって。うちでも食べたいなあ。やればいいのに。」

 まあその気持ちはわかる。私も子供の頃、ケーキが食べられるのは年に1度クリスマスの時だけだった。もちろん私の実家は一般的な日本の家庭、お寺の檀家であり、神棚も氏神様もある家。ただ世の中の流れで、近所のお店に予約したバタークリームのホールケーキにロウソクを灯し、曾爺ちゃんから私たち兄弟(曾孫)までが分け合って食べた。楽しい思い出の一つではある。
 今の時代ケーキは珍しくない。あえてクリスマスに食べなくても、ちょっとしたお祝いや誕生日には食べているからね。私が子供の頃食べたケーキと同じ意味合いを探せば、おせち料理か・・・。
 
 とは言え、サンタクロースは「おとぎ話」に近いので容認している(親の勝手・・・だとは思ってるけれど・・・)。そして我が家にもサンタさんはやって来る。それでもって、小6の息子は未だに信じているよう(たぶん)、中3の娘は信じたフリをしている(弟のため? 親のため? それとも自分のためか?)。
 息子曰く「ぼくのところに来るサンタさんのプレゼントって、いつもお願いした物じゃないんだよね。ゲームソフトがいいけど、いつも図鑑なんだ。」

 そんな息子のところに届いた今年のプレゼントはハンドミキサーとイヤフォン。「ヤッター!!これでケーキがたくさん作れるね! それに僕用のイヤフォン!もうお父さんに借りなくてもいいんだ。」喜んでもらえてよかった、よかった。

bookc1.jpg 娘のところに届いたのは手作りブックカバー。そこには手紙が添えられていた。
【サンタさんに依頼されて作りました。母】【サンタさんからの伝言:小さい子にプレゼントをするために、大きくなったあなたは今年が最後のプレゼントです。】・・・製作途中、見られてしまったがゆえの苦肉の策。娘曰く「こういう展開になるとは! お母さん、ありがとう。」


 子供だましの仕掛けだけれど、こんな会話の一つ一つが家族にとって(私の)子供の頃のクリスマスケーキに匹敵する楽しい思い出になりますように。その真価が問われるのは、子供たちが誰かのためにプレゼントを用意する時なんだろうなあ。


posted by ゆみこ at 00:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 親子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月21日

今日は冬至

今日は冬至。1年で一番、日の短い日。

出先に息子からメール「今日は冬至、だから柚子湯にしたよ。」
そうだった!
ちょっと帰りが遅くなったから「簡単な夕食にしようか」の考えは吹っ飛んで・・・

夜9時近い夕食にはなってしまったけれど
カボチャの煮物を食卓にのせて「いただきます!」
「やっぱり煮物はおいしいね。」とは娘の言葉。
「キレイな色だね。」は息子。

栃木の実家から送られてきた、庭先の柚子の果実を丸ごとお風呂に入れた柚子湯。
ユズノン(柚子の芳香成分。多くは柚子の皮に含まれる)たっぷりのお風呂に
「本物の柚子は香りが違うなあ。」と夫。
そうそう、ここ数年は「柚子の香りの入浴剤」でごまかしてたもんね。
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数年前、特に子どもが小さいうちは『風習』を大切に、四季折々の習わしに従ってお料理を作ったり、お供えをしたりしていた我が家でした。でも、私も夫も夜出かけることが多くなり、行事をすべき日に家族揃って食卓を囲めなくなって・・・日にちをずらしたり、簡単に済ませたり。そのうち私自身が行事に疎くなって、今回はすっかり忘れてました。

それでも今日は息子が気づかせてくれました。
風習が受け継がれてるんだなあと思ったら嬉しかったです。
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今日が冬至ということは、明日からは日が延びるということ。
寒さはこれからが本番ですが、暖かくなる要素は着実に増えています。
『冬来たりなば春遠からじ』
希望を持って暮らしましょう。
posted by ゆみこ at 23:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 親子 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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