2008年01月25日

サケの仔魚(しぎょ)

chigyo2.jpg月形町役場の玄関に2つの水槽が置いてあります。そこには「サケの仔魚(しぎょ=お腹にオレンジ色の卵黄部分を抱えている状態の魚)」が沢山!!
 
風除湿に置かれていた頃は寒さにじっと耐え、時折動く程度でしたが、玄関内に移動され水温が上がるやいなや元気に泳ぎ回り、身体もぐっと大きくなっています。
※ある情報では、今日、また風除湿に戻されたそうです。

私が最初に気がついたのは12月の終わり。
パッと見に「オレンジ色の物体」が水槽のそこに並んでいる感じでした。

chigyo1.jpgそして1月の初旬。オレンジ色が半分になり黒い尻尾が目立つようになり、
一見、オタマジャクシのようでした。

sigyo2.jpgそして2,3日前。
一つの水槽の仔魚はほとんど魚の形となり、スイスイと水槽の中を泳いでいるではありませんか!!
えさを食べ始めたのか? 稚魚と呼んでもいいくらいです。
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このサケは、恵庭市の道立ふ化場から「発眼卵(卵の中に目が見える状態)」をもらい受けました。役場だけでなく町内の小学校や保育園でも育てています。
役場庁舎内で育てているものは水温調節が難しく、生育適温の8℃(水温)を維持するために場所をあちこち変え、育ちすぎないように調整しているそうです。ちなみに、私が風除室で見たときは水温1℃、玄関内で見たときは10℃。担当者のご苦労がうかがえます。

それから水槽の水は、町内知来乙の名水を使っているとのことです。とても美味しい湧き水ですが雪深いところにあり、これまた担当者のご苦労が想像できます。月形の水のおいしさをしっかり記憶に留めて、戻ってきてくれたら・・・嬉しいですね。

ちなみにサケは放流後海に下り、2〜8年後に戻ってくるそうです。もし2年後に戻ってきたら、その年(2010年)は月形町の開町130年!! 素敵なロマンですね〜。
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今回もらい受けたこのサケは、千歳川を上って恵庭市のふ化場で捕獲されたもので、月形を流れる須部都川と同じ石狩川水系で採取されました。自然保護の関係から同じ水系のものを放流するようにしていて(遺伝子が混じり合わないように)、岩見沢市や旭川市でも同じふ化場で採取された卵を育て、放流しています。みんな兄弟なんですね。

それから、須部都川の奥までサケが戻るには河川改修(魚道の整備)などの課題が残っています。

たかがサケ、されどサケ。

サケにかかわることで、環境や地域、生物(遺伝子)、建築土木など様々に興味が広がり、まさしく「生きた教材」だと思いました。
posted by ゆみこ at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月17日

天然の過冷却水

夕べから今朝にかけて北海道は極寒(最低は旭川市江丹別ー33.2℃)。とても冷え込み、月形の最低気温も-21.8℃。午前0時〜7時くらいまでー20℃前後で推移しました。

madosimo.jpg写真は午前0時頃のお風呂場の窓。2時間前は蒸気いっぱいの温かい浴室だったのに、既に「霜の花」が咲いていました。

これを見てふと思いついた「過冷却水の製造」。この冷え込みならきっと・・・
早速ペットボトルに水を入れ、トイレ前の廊下に設置。

おやすみなさい。



朝7時。ペットボトルの水は、夕べと同じ液体のまま。

さあ、実験開始。

kareikyaku.jpgお椀に注ぐと〜、あら不思議。
見る見るうちに「氷の塔」がニョキニョキ。

最近放送されている冷蔵庫のCMを目の前で再現したような光景に、家族全員、大大興奮。
氷の塔を触ってみると、弾力のあるゴムのような、シリコンのような不思議な初めての感触。冷たいけれど氷じゃないみたい。


kareikyaku2.jpgさて、もう一度やろうと、2本目のペットボトルの水を注ぐと・・・

「あ”〜失敗。」
注いでいる途中に振動が加わったらしく、水はペットボトルの中で一瞬にして凍り、出てこなくなりました。

我が家の「寒さを楽しむ」朝の一コマでした。


posted by ゆみこ at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月15日

黒大豆納豆作りに挑戦

小5の息子の『冬休み自由研究』に付き合って、黒大豆納豆作りに挑戦した。

そもそも息子が「納豆作り」に興味を持ったのは、現在北海道内で放送されているアニメ「もやしもん」の影響による。「もやしもん」は微生物を研究する農大生の話で、農芸化学科出身の私としては、息子がこの分野(農学、微生物学)に興味を持ってくれたことが素直に嬉しい。

納豆作りはバイオテクノロジーの基本であり、昔の農家では普通に作られていたので、そんなに失敗することなくできるはず(私も知識のみ。実際に作るのは今回が初)、私も息子とともに楽しんで挑戦してみた。
ちなみに、材料の黒大豆は、近所の農家のからいただいたもの。どんな大豆でも納豆はできるので、手近にあった黒大豆を使った。
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《黒大豆納豆の作り方》

1. 豆を選別(キズ、汚れたものを除く)洗浄後、たっぷりの水に浸けて一晩おく。

2. 水をいったん捨て、再度たっぷりの水を注いで火にかけ、沸騰させる。

nattou3.jpg3. 白い泡状の灰汁がたくさん出てくるのですくって捨てる。

4. だいたい灰汁が収まったら蓋をしてストーブの上へ(弱火でコトコト煮る)。

5. 親指と小指で挟んでスッとつぶれる程度まで柔らかく煮る。(かなり柔らかめ。今回6時間ほどかかった。)

※この後の工程は、豆の温度が下がらないように手早く進める。使用する容器、混ぜるためのスプーン、容器にかぶせるフキンは、全て熱湯をかけて除菌する。使用直前にやると温度も取れるので良い。

6. 茹で上がって水切りした豆を容器に移し、市販の納豆を加えて混ぜる(今回は原料の乾燥黒大豆250gに対して市販の納豆1パック(50g)使用)

nattou6.jpg7. 容器にフキンをかぶせ、それをビニール袋に入れて口を縛る。(フキンは納豆からの水分を吸い、空気を通すためにかける。水滴が落ちると納豆菌が豆の表面から流れ落ちてしまって上手くできないと書いてあった。ビニール袋には空気を入れ、フワッとした状態で口を縛る。)

nattou1.jpg8. 7の温度が下がらないように毛布でくるんで温かいところに置く。(今回はストーブの前、床暖房の上に設置)

nattou.jpg9. 一晩(今回は約15時間)温度を保ちながら熟成させる。 (→できあがり)
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毛布から出てきた容器は温かく、期待は膨らみ・・・ビニール袋を開けると、納豆独特(枯草菌)の強烈な匂い! なのに容器の中の黒大豆は何の変化もなく、煮豆と市販の納豆を混ぜた状態に見えた。
恐る恐るかき混ぜてみると、糸を引くではないか!! 容器の下の方がより多く糸を引いた。(床暖で温度を取ったため、下部の方が温度が高かったと思われる。)

やった〜! 成功だ〜! と息子が喜んだのはいうまでもない。

が、味見をして「ただの煮豆みたい」とガッカリしていた。

匂いはいつしか飛んでいて(慣れたのかも)気にならない。
黒大豆の粒が大きかったせいか市販のものより味はマイルド。
私は「うん、イケル!」と思ったんだけどなあ。
他の家族にはそれなりに好評だった。

納豆作りは時間はかかるけれど、思いのほか簡単です。それに排熱(ストーブの余熱など)を利用できるので、その点もGood。ストーブを焚かない地域では「こたつ」や「冷蔵庫やテレビの上(放熱)」もいいとか。

どうぞ、お試しあれ!

posted by ゆみこ at 12:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月11日

『マイ箸』を使う理由

myhashi.jpg私が『マイ箸』を持つようになったきっかけは、地球を愛する会@月形の活動です。

地球温暖化防止の勉強をするうちに、日本の割り箸の原料が中国の森を皆伐(全ての木を切り倒す)することによって生産されている事実を知りました。もともと水資源の少ない中国で、皆伐によって砂漠化していくメカニズムに納得したことと、経済的に優位な日本がお金にものを言わせて他国の資源を買いあさっていることへの反発が直接的な動機です。

それまで「割り箸は日本の間伐材の有効利用」という話しを鵜呑みにしていた私は、自分の使っている(買っている)割り箸がどこで作られているのか、気にも留めていませんでした。普通のスーパーで、50膳100円で売っているような割り箸が日本の間伐材でできているわけがないのに。
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夫も『マイ箸』を使っています。「なぜ使うのか?」という話しになりました。
「俺は、ゴミを出したくないから。自分が使っただけでゴミになってしまうようなものを使うより、自分が『マイ箸』持ち歩くことでゴミを出さないなら、その方が良いと思って。」

なるほど! 私にとって説得力のある言葉でした。でも周りの人からは
「割り箸の中には日本の間伐材を使っているものもある。経済を回すという意味で、そういう割り箸は使った方が良いんじゃないか?」

夫曰く
「経済を回すというのであれば、間伐材は別の有用な資材として活用されればいいんじゃないか。すぐにゴミになるような割り箸をあえて作らなくても、使わなくても。」

これにも納得。大量生産・大量消費に慣らされ、経済を廻すと言われればその方が優位性があると考えてしまいがちだった社会への明解な反論に正直驚きました。間伐材といえども何年もかけて育った木、一瞬でゴミにしてしまうのは申し訳ないと、私も思います。
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今、私が『マイ箸』を使う理由は・・・

私にとって『マイ箸』が、ものの見方を変えるお守りのようなものだからかもしれません。

マイ箸を使うようになってから、
世の中を『もったいない』の視点から見ることができるようになった。
『愛着』という言葉の意味を理解できるようになった。
『必要なもの』を見極められるようになった。
自分の使うものは自分で用意する → 人に頼らなくなった(かな?)。



小さなことでも一歩踏み出してみれば、世界が変わっていくことを実感する今日この頃です。
posted by ゆみこ at 02:54| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日

正月三が日 と 抱負

新年明けましておめでとうございます。
既に3日、あっという間に過ぎていきますね。記録として私の三が日を紹介します。
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【1月1日・雪のち晴】 樺戸神社(町内)へ初詣

kisya.jpg jinnjya4.jpg jinnjya3.jpg
例年、夜明け直前に初詣をし、初日の出を拝んでいた我が家。今年は普通に起きて挨拶をし、おせちを食べてから初詣に出かけた。
いつもは誰にも会わない静寂の初詣だったが、今年は賑わいがあった。普通の時間ならお参りに来る人がこんなにいるのか! それに夜明け直前の寒さもなく、おせちやお酒で身体も温まっているので、感じが違う。

凛とした空気は味わえなかったけれど、ほのぼのとした暖かさを感じた今年の初詣。自分自身ではめていた「たが」を外すことに抵抗があったが、そのことで見えてくることもあると感じた。要は気持ちの持ち方。外してしまったと罪悪感を持つより、外したのだという自覚とそれ結果を素直に受けとめることが大事だと思った。

午後、夫は初セリ(1月3日)向けにラナンキュラスの花切りと選花。私は子供達と双六、ジェンガ、人生ゲーム。そして明日の準備。
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【1月2日・曇ときどき晴】 空港へ見送り&初出荷

airpoart.jpgこれまた例年のごとく、子供達(中2と小5)が関東の実家に遊びに行くために千歳空港まで送る。千歳周辺はピーカンに晴れわたり、樽前山や恵庭岳がとってもキレイだった。帰りに札幌の市場に花を持ち込んで、初出荷完了。
これから数日間は夫婦水入らず。

夫婦二人だけになると、時間も行動も自由になる。あたかも一人暮らしのような感覚。すると規律正しい生活から外れてくる。これは私のずぼらな性格による。そこで私の今年の抱負の一つ『律する』。
今までは「成果(結果)に気をとられていた=社会人(仕事人)として自分を律してきた」が、一歩進めて(生物である)人としての基本に返り、自らを律する一年にしたい。
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【1月3日・曇】 初仕事

夫は朝から初セリの見学と挨拶回り。私は初仕事。といっても書類作成等。
いよいよスタート。

私の今年の抱負、もう一つは『発する』。様々な媒体を使って、紹介や報告だけでなく「自分の考え」を積極的に発していきたい。
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どうぞ皆さん、今年もよろしくお願いいたします。
posted by ゆみこ at 15:29| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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