
ここは廃校になった小学校の跡地を利用し、美唄出身の彫刻家・安田侃(やすだ かん)氏の彫刻を中心に展示した公園になっています。安田侃氏の作品(「妙夢」白大理石の大きな口のような門のような形のもの)はJR札幌駅の南口西側にあるので、ご存じの方も多いと思います。
野外と屋内の彫刻、元体育館のアートスペース、喫茶店の他、元校舎の一部には保育園も入っていて、生きた美術館です。
安田侃氏の彫刻は白と黒の大理石を使ったものが多く、雪の中でも映えています。
また夏は周辺の山と敷地を埋める芝生の濃い緑、秋は赤や黄色の紅葉。その中に白と黒の彫刻、校舎の赤い屋根に茶色の壁、様々な色味を見せる季節の空。いつ来ても新鮮です。
またアートスペースでは様々なイベントが開催され、今までに矢野晶子さんのコンサートや、永六輔さんと神田山陽さんによるお話し会などもありました。情報は目にするのですがまだ参加したことがなくて、残念に思っています。いつか・・・
こんな素敵なアルテピアッツァ美唄は、指定管理者「NPO法人アルテピアッツァびばい」によって管理運営されてい手、こちらも興味深いです。創造的で素敵な仕事です。

偶蹄目(2つの蹄)だから、たぶん鹿でしょう。