2007年03月24日

スローライフとは

 私は今まで「スローライフ」を、言葉のイメージから「のんびり」「ゆっくり」「ゆとり」と思いこんでいた。
 でも何か違う、ちょっと違う、何なんだろうこの違和感は?


 子供の頃田舎の農家で育った私は、都会に憧れ、テレビのトレンディードラマに憧れ、サラリーマンに憧れた。早く家を出て自分で稼ぎ、欲しいものを好きなだけ買いたい、豪華な食事がしてみたいと思った。
 大学に進んで念願の一人暮らし。都会には住んだけどお金はなかった。その後サラリーマンになって、より都会に住み、自分で自由になるお金もいっぱいできた。でも使う時間もないし、使うアイデアがなかった。

 その頃「大草原の小さな家」の本に出会った。子供の頃にテレビドラマ版を見ていなかった私には新鮮な出会いだった。そこには
・家族で助け合い、生きる糧を得ていく姿。
・必要な物を手作りし、大切に使い回して使い尽くす姿。
・夢に向かって努力し、挫折し、そしてまた立ち上がる、諦めない姿。
どれにも共感できた。私はこんな生活がしたかったんだと気付かせてくれた、人生のモデルになった、とっても良い出会いだった。

 私の中でいつしか「大草原の小さな家=スローライフ=のんびり、ゆっくり、ゆとり」という構図ができあがっていた。

 農家をするようになって、家族で助け合い、必要な物を手作りし大事にし、諦めない生活をしているのに、のんびりも、ゆっくりも、ゆとりもないような気がして、なんだか分からないけれど焦っていた。


 で、最近わかった!!
 私の目指す「大草原の小さな家」には「のんびり」も「ゆっくり」も「ゆとり」もなくて当たり前。だって何でも手作りすれば時間も手間もかかる。料理だって全て手作りなら、朝から晩まで一日中料理していなくちゃ間に合わない。何事も諦めないなら努力は欠かせない。そう、時間はいくらあっても足りないのよ! 大草原の小さな家の主人公達は忙しかったんだ!

 今、私は自分の好きなように時間を使い、やりたいことをし、前向きに突き進んでいる。時間もないし身体の余裕はないかもしれない。でも正しくこれが私の「スローライフ」。
 今の私に絶対的な時間はない。でも、心の中(精神)には余裕があるし、何より私の中では時間がゆっくり過ぎていく。一日は24時間なのに、色々なことがたくさんできる。もしかしたら私の感じている時間と、周りの人が過ごしている時間とは流れ方が違うのかもしれない。

 押しつけられた価値観に従う必要はない。自分に素直に、自分の満足を得ることが本当のスローライフなのだと思う。だから「ゆっくり」でも「のんびり」でも「ゆとり」でもないけど、満足感のある人生をこれからも私は生きていく。
posted by ゆみこ at 23:29| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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